中澤 彩恵
ルーテル、最初の登校日の私には楽しみな気持ちもあるものの、「新しい学校、大丈夫かな?」と不安であったり、「新しいクラスはどんなだろう?」と緊張したり、「新しい友達と仲良くなれるかな?」と心配な気持ちの方で胸がいっぱいでした。新しい制服に袖を通して、新しい学校での先生・友達との出会いは、いろいろな感情が混ざり合っていた登校日でした。
しかし、私のそのような感情は不要なものであったと登校してみて感じました。なぜかというと、昇降口で先生方が待っていてくれたからです。友達の案内でクラスに連れて行ってもらいみんなに会いました。
私がクラスのみんなから感じた雰囲気です。みんなとても元気で、明るくて、たくさん話しかけてくれて嬉しかったことを覚えています。始業式の後イスを片付けているときもみんなで協力をよくしていて、このクラスはみんなが仲の良いやさしいクラスなんだと思いました。
あっという間に一日が過ぎていった初めての登校日でした。二日目、三日目も初日と同じように「何部に興味があるの?」「前の学校では何部に入っていたの?」「なんの教科が好き?」と、話しかけてくれ、連絡先も友達と交換しました。一週間後、二週間後も、たくさんの友達がメールで「学校慣れた?分からないことは何でも聞いていいからね!」と気遣ってくれて、手紙をくれた友達もいました。
このように、中等部から入った私をルーテルの友達は暖かく迎え入れてくれました。四月のころは不安だらけで、いつも緊張していて、毎日心配なことだらけでした。しかし、いま毎日が楽しいのはルーテルの友達のおかげだと思っています。体育祭や校外学習、山の上学校にスクールフェア、讃美歌コンクールなど、様々な行事が楽しかったです。たくさんの友達、先生方が声をかけてくれてとても嬉しかったです。
四月からルーテルに来て日々を過ごし、ルーテルは「やさしい、暖かな想い」にあふれているんだと思いました。
川村 純
私は今、浦和ルーテル学院の10年生です。私は中学生の時に入試を受けて高等部に入学しました。入学式の時、私はとても緊張していて不安しかありませんでした。しかし、入学式に入場するとき同じクラスの人たちがやさしく接してくれて、不安はすぐになくなりました。そして、それから一週間もするともうクラスに打ち解けて10年生のみんなと友達になり「自分も初等部からいたのではないか」と思うほどに打ち解けていました。みんな言葉に言い表せないほど仲が良く、互いに信頼し合っていて、一人一人が独特の趣味や考えを持っています。同じく先生方も独特の授業でつまらない授業は一つもなくどれもわかりやすく教えてくださいます。さらに生徒一人一人に対して真剣に考え大切に思ってくださいます。部活動では私は野球部と社会科研究部に入部しています。野球部は大宮ろう学園と連合チームを組んで試合をしています。社会科研究部では城をテーマに活動しています。夏休みや大型連休の時に部員たちで実際に歴史を体験することができます。ルーテル学院は2つの部活に入ることができます。入試の時は英語は必須ですが、2科目を選択することができるので自分の得意な科目で勝負することができます。入試前に心がけたことは、英語は熟語をとにかく覚えました。そして、入試当日のイメージを毎晩していました。合格した後は高校の範囲の勉強もやっておいたほうがいいと思います。僕はルーテル学院に入学して悪いところは一つもありません。今では、もっと早く入学しておけばよかったと思うほどです。皆さんもぜひ一緒に高校生活を送ってみませんか。